幻想郷の食糧状況…彼らが何を栽培し、何を狩り、何を食べて暮らしているのか…
を考察していこうという謎企画。
漫画を少し入れつつ、随時更新していこうかと思います
味噌を作るという感覚、どれほどの方が持っているのだろうか。
第一次産業従事者はもちろんそうだが、その他の一般家庭においても
畑や家畜を持ち、ある程度簡単な食材を自給している例は多い。
だが都市化、家庭の核家族化などに伴い、「自家製」という伝統は
少なくなってきているのが現状である。
なればこそ、幻想郷において「自家製」の食材を作る伝統が
失われることはない。
漬物や干物はもちろん、味噌なども昔は各家庭で作られていたという。
各家庭がお手製の味噌の味を自慢しあうことから「手前味噌」という
言葉が起こったくらいである。
「脳和【のうあえ】」とは、信州諏訪の土着神「洩矢神」へのお供え物
の一つで、狩った鹿の肉と脳みそを混ぜたものである。
ツッコんだれ早苗。それは諏訪子のボケだ。
「もちろん普段は女中に(料理を)やらせています。ですがこの求聞持の能力、
一度見れば材料に手順、分量、調理時間まで全て忘れないのです。」
さすがである。